ブース装飾戦略をMCが斬る!
『国際ロボット展・振り返りシリーズ』
☆本日の目次☆
ブースの戦略は目線にあり!
ブース上段戦略
ブース下段戦略
ブース中段戦略
本日のまとめ
目線が大事(写真はイメージです)
以前、ブースの装飾に力を入れすぎない、
という内容のブログを書かせて頂いたが、
少々誤解の部分もあるようなので、
今回はMCの私から見たブース装飾の戦略、
特に成功しているブースの装飾について書きたいと思う。
《ブースの戦略は目線にあり!》
ブースの装飾に力を入れすぎるのは良くない、
という記事の内容は、
集客バランス全体を考えたブース戦略を考えたほうが良い、
という意味でとらえて頂ければと思う。
以前,
ブースの装飾はほどほどに、キャッチコピー一つで良い。
という内容で紹介させて頂いたが、
基本的にこのスタイルの戦略で良いと私は今も思っている。
記事はこちら
ただ、キャッチコピーだけでなく、この
注目されやすいブース装飾の戦略
もあると思い、
今回の国際ロボット展の中で研究してきたつもりだ。
今回はブース装飾の戦略、名付けて
「ブース上中下戦略」
について書かせていただく。
では早速、
集客に成功している企業様のブース戦略について説明していこう。
まず「上段」は、
キャッチコピーやその企業のメインとなるもの
が展示される。
そして、「中段」の部分には、
キャッチコピーに追加される情報など次のモーション
が入る。
そして、「下段」は
デモンストレーションや実演、
ビジュアルの強い製品やポスターが展示
してある、といった具合だ。
では一つ一つ解説を加えよう。
《ブース上段戦略》
まずは上部の展示。
基本的には大きなボードや看板などを使い、
キャッチコピーや企業名がメインである。
先ほど書いた通り、
キャッチコピーなどをメインにするのが良いということだが、
それはなぜだろうか?
あなたには、
来場者になったつもりで考えて頂きたい。
まず、企業名だが、
誰しもがしっている大手企業なら効果は出やすいだろうが、
来場者が知りたいのは企業名ではなく、
自社の悩みを解決できるかどうか、
より良い仕事ができるかどうか
である。
展示会会場に入ったら、
真っ先に目を向けやすいのはどこだろうか?
そう、上のほうだ。
大体15°~30°上を人は見て歩く。
なので、
やはりブースの装飾に力を入れる部分、
そしてキャッチコピーも
この上の部分に展示するのが一般的だし、
遠くから向かってくる来場者に
一番目に知らせるにはこれが一番効果的
なのである。
「ロボットの未来を考える・ABC株式会社」
「作業時間より創造時間・設計担当は時間が命!」
以前のキャッチコピーのポイントについて書かせて頂いたが、
どちらが目を引きやすいだろうか?
ここで来場者に注目されやすくするのも
ポイントになってくる。
では、
上部のキャッチで目を引いてもらった後は、
中間と下段の戦略だ。
《ブース下段戦略》
先に下段の戦略を書いていこう。
下段はやはり、
実演やデモンストレーション、
ビジュアルの強いポスターなどがメインになってくる。
キャッチで目を引いて
「なんだろう?」
と足を運んでいただいたら、
その下にあるデモンストレーションを見てもらう。
先ほどのキャッチコピーからの流れで行くと、
デモンストレーションの隣に
更に一つ、以下のキャッチを展示してはどうか?
「作業効率、2時間短縮の秘密は○○にあり!」
更に、それが実現している製品を隣に置いて、
デモンストレーションを魅せる。
デモンストレーションではないが、
以前紹介したこちらの写真は、
まさに上中下の戦略がとれている良い例だ。
記事はこちら
(写真はイメージです)
それから、
一つ大きなポイントを書かせていただくが、
一日中歩いていると、
来場者も疲れが出てきて、
目線が下がる傾向がある。
私も展示会で何千社とブースを見てきたが、
後半はやはり目線が下がりがちだ。
そこでこの
低い位置でのデモンストレーションは非常に効果的で、
途切れた集中力を呼び覚ますには持ってこいなのだ。
《ブース中段戦略》
そして中段の戦略。
まずキャッチコピーについてだが、
上段の
「作業時間より創造時間・設計担当は時間が命!」
から更に補足説明のキャッチを載せると効果的だろう。
最終的に、
先ほど書いた下段のキャッチコピー、
「作業効率、2時間短縮の秘密は○○にあり!」
につながるものが必要だ。
例えば
「設計担当の創造時間・2時間UPの実績!」
など。
具体的な数字が入ると伝わりやすい。
上段
「作業時間より創造時間・設計担当は時間が命!」
中段
「設計担当の創造時間・2時間UPの実績!」
下段
「作業効率、2時間短縮の秘密は○○にあり!」
このような看板となる。
また、上記の下段のデモンストレーションに、
人だかりができてしまった場合を考えてみよう。
当然
後方の来場者には
デモンストレーションが見えにくくなってしまう。
そこで、
デモンストレーションのモニター、
もしくは行われている内容の詳細を展示すると効果的である。
まず来場者は、
デモンストレーションに人だかりができていると、
「何が行われているのだろうか?」
と注目する。
そこに近づいて、
モニターもしくは説明書きがあると、
「なるほど、これをやっているのか!
少し空くまで待ってみよう」
という形になる。
特に大手様だと、
これが中段でなく
上部に大きなモニターを設置している場合があり、
かなり後方の方にも見えるように配慮されている。
想像通り、
この大手さまブースには人だかりが出来ており、
大手以外にも、
この上中下の戦略を
しっかりとっていたブースに人だかりができていた。
デモンストレーションが見えない方への配慮などは、
来場者への愛情ではなかろうか?
以前にも書かせて頂いたが、来場者に
「楽しんでもらおう」というホスピタリティー
を持ったブースは、
ブースやデモンストレーションなどの戦略に
それが表れている気がする。
いかがだろうか?
これらのブース、かなり戦略的に感じないだろうか?
そんなに難しいことではないのだが、
こういったブース装飾が
しっかりとしている出展社も
意外に少ないのが現状だ。
また、このブース装飾をしていても、
それに頼りきってしまい、
「声掛けをしないブース」も多々。
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《本日のまとめ》
・来場者の目線を考えよう!
・ブース装飾のポイントは上中下
・来場者に楽しんでもらおう!
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