コンパニオンはリスクになる!
☆本日の目次☆
《負の効果コンパニオン》
《コンパニオンの接客不足》
《来場者の立場に立てないコンパニオン》
《効果的なコンパニオンとは?》
《コンパニオンのレベルを知る》
《展示会の基本とは?》
《本日のまとめ》
《負の効果コンパニオン》
これまで私は、
コンパニオンに重要性を感じていない、
と何度も書いてきた。
きちんと役割分担が出来ていて、
かつ、効果的に機能しているなら、
私は問題ないと思っているし、
全てのコンパニオンを
否定しているわけではないことも
ご理解いただけるだろう。
ただ、展示会へ行くと、
やはり…
ただいるだけ、
下手をしたら邪魔になっている
コンパニオンがいることが多い。
《コンパニオンの接客不足》
先日、ある展示会を見学したときのことだ。
ブース前で、
デモンストレーションを
行っている企業さまがあった。
デモンストレーションを行っているのだが、
説明もなく、周りのコンパニオンも立って
チラシを配っているだけ。
私がデモンストレーションをじっと見ていると、
そこに一人のコンパニオンがやってきて
「これで○○(金額)円なんですよ!」
「すごくないですか?」
と話しかけてきた。
と、そこで隣にいた男性が
「結局、これ何やってるの?」
「何がいいのか、わかんないよ」
と立ち去ってしまった。
確かにそうだ。
私はコンパニオンに
「で、これは何ですか?」
と聞いた。
そこで初めて、
簡単な説明をしてもらった。
「お姉さん、マイク持って説明すればいいじゃないですか。」
「そうすれば、みんなわかるんじゃないですか?」
と話してみたが、
「いや、私は…」
ブツブツと黙ってしまった。
普段、こんな質問をする人もいないから
困ってしまったのだろう(笑)
私が思うに、
やはり接客力が不足しているのではないか?
と思う。
そのコンパニオン、
声を掛けられレベルにあるのなら、
マイクを持つことも可能であろう。
少しだけでいいから、
「解説を加えてあげる」
という優しさはないものか、
と不思議に思う。
前出の男性の意見は、
ごもっともなのである。
《来場者の立場に立てないコンパニオン》
見せたいものにプラスアルファ。
それは解説を書いた看板でもよいのだが、
何もないと、このような結果になる。
結局、来場者側の立場に立っていないから、
このようなことが起きるのだ。
出展側、もしくはコンパニオン側が
もう少し来場者の気持ちになれば、
変わる。
また他の男性が、
「何をやっているかわからないよな、これじゃ」
と私に声を掛けてきた。
「ですよね(笑)」
と答える私。
デモンストレーションをやっている人は、
しばらく得意げな顔で、
一生懸命デモンストレーションを実行していた。
おそらくそのあとも続けていたであろう。
「で、これは何?」
それを感じて立ち去った人は
この日だけで何人いるだろうか?
《効果的なコンパニオンとは?》
以前のブログにも書いたが、
デモンストレーションにMCは必須だ。
それだけで演出になるし、
来場者は見てくれる。
もちろん雰囲気に合っていれば、
ナレーターコンパニオンでも構わない。
コンパニオンに予算をかけるのであれば、
そこである。
別に、チラシ配りは
スタッフでもよいのではないか?
誰でも出来る。
コンパニオンで効果が上がるだろうか?
あがるのは華やかさだけで、
それは御社のブースだけではない。
隣のブースを見てみるといい。
別のコスチュームのコンパニオンがいるだろう。
同じ光景に来場者は興味を持たないのである。
《コンパニオンのレベルを知る》
先日、このことを不思議に思い、
コンパニオンの歴史を少し調べてみた。
なんでも、
1970年の大阪万博がきっかけだそうだ。
当時は、語学力と接客力を求められ、
大学卒の良家の子女が多かったそうだ。
現在はどうだろうか?
おそらく容姿端麗な女性が面接を受け、
アルバイトで立っているのが
ほとんどではなかろうか?
もちろん、語学に優れ、
トレーニングされた
ナレーターコンパニオンもいる。
ただ、多くはアルバイトが多い
というのが実情だ。
しかもプロダクションを通すから
料金は高い。
コンパニオンが
展示会ブースのコストを上げているのだ。
《展示会の基本とは?》
もう一度、展示会の本質を考えて頂きたい。
展示会は、
多くの来場者に
御社の製品を知っていただくこと、
触れてもらうこと
が基本だ。
来場者をもてなす心。
それにコンパニオンが必要か?
もう一度考えて頂き、
無駄を省き、良い展示会になることを
私は心から祈っている。
では、コストを抑え、
効果的な展示会演出はないのか?
以下のページが参考になると思います。
こちらから↓
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