なぜ来場者は、声をかけても振り向いてくれないのか?

~たかが声掛け、されど声掛け~

御社のスタッフは積極的に声掛け・呼び込みをしていますか?

✓展示会で声掛けや呼び込みって必要なの?

✓人見知りだし…声掛け・呼び込みは無理

✓「いらっしゃいませ!」と連呼しても振り向いてもらえない

✓声掛けガンガンやってますが、逃げられている…

など、展示会現場のお悩みにお答えいたします!


今回お話する内容はこちらです

1.展示会で声掛け・呼び込みを行うメリット

2.逃げられずに、興味を持たせるための声掛け・呼び込みの方法

(今回は2を中心にお伝えします)



今回の記事を読んで頂くことで、

・来場者に無視されにくくなる

・声を掛けても逃げられなくなる

につながっていきます!


【ターゲット顧客に無視される声掛け】


さて前回は、展示会でなぜ声掛けを行う必要があるのか?その必要性とメリットをお伝えしました。

前回の記事はこちら


こちらの記事で、「声掛けの必要性」はご理解いただけたのではないかな、と思います。


今回は、ターゲット顧客に無視されず、逃げられない為の方法をお伝えします。


そのために必要なことは、ターゲット顧客が求めている情報を伝えるということです。

求めていない情報を一生懸命声で伝えても、無視されてしまいます。


その代表的な声掛け・呼び込みに、以下の内容があります。

「いらっしゃいませ」

「どうぞ、御覧ください」

「〇〇社です」

などです。


私がこれまで数百回展示会の現場を見てきたなかで、この声掛けをしているブースは非常に多いです。


出展者のスタッフさんに理由を聞いてみると

・なんとなく、言いやすいから

・声掛けってこんな感じでしょ?

・他に何を言えば良いんですか?

とお答え頂きました


特に理由もなく、なんとなく声かけ・呼び込みを行っている、といった状況のようです。


その他に多いのが「〇〇をご紹介しています」です。


例えば、御社がコーヒー豆を製造、販売している企業だとします。

そしてカフェ系の展示会に出展したとしましょう。


その時の声掛けが「コーヒー豆をご紹介しています」だとどうでしょうか?


当然まわりにも競合企業が出展していますので、来場者は「そうだろうね」と感じ、一瞥して素通りしていきます。

他のブースでも同じような声掛けが多い場合、来場者も耳が慣れて、ほとんど聞かずに無視する可能性が高いです。

ご自身も展示会に出かけたとき、同じような経験がないでしょうか?


来場者は「コーヒー豆を探すんだ!」と意気込んでいるわけではなく、無意識に「おもしろいコーヒーでもあればなあ…」と取捨選択しながら、会場を回ります。

だから一発で「不要だ」と感じたものは、見向きもされないわけです。



【ターゲット顧客に逃げられる声掛け】

もう一つ、逃げられてしまうケースもあります。

これは積極的に声かけ・呼び込みを行った場合に起きがちです。


歩いている来場者を見つけては「コーヒー豆紹介しています!コーヒー豆興味ないですか?うちのコーヒー豆すごいんですよ!とりあえずこちら見てください。だめですか?じゃあせめてお名刺だけでも頂けませんか?お願いします!」とずっと追いかけてしまう…


これはもう繁華街の客引きと同じレベルですね(笑)


求めていない情報を一方的に押し付けると引いてしまいます。

いわゆる「売り込み感」に拒否反応が起こるわけです。

また、やっている本人もそのうち疲れてくるのではないでしょうか?


この声掛け・呼び込みスタイルは、IT系やHR系の展示会でよく見かけます。

おそらく無形の物が多く、説明しないとサービス内容が伝わりにくいからだと推察します。

とはいえ、強引すぎるのは引かれてしまいますので、避けたい行動です。


・ターゲット顧客が求めていない声掛け・呼び込みをしてしまう

だから

・無視される、逃げられる

結果…

・ブースに人が入らない…

となってしまいます。


これらの大元の原因は

・来場者が求めていることを理解できていない、明確にしていない

からだと私は思います。


そのために

・ターゲット顧客は何を求めているのか?

を調べる必要があります。


それを調べた上で、声かけ・呼び込みを行います。

ではそれをどのように行うのかを、次回書いていきましょう。


▼参考動画▼

【ブースの集客につなげる!】展示会スタッフの立ち位置と説客方法 3つのポイント

日本唯一の展示会プレゼン代行

展示会集客MC&展示会アドバイザー 岩下利朗


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