ブースへ行けない理由はコンパニオン
『国際ロボット展・振り返りシリーズ』
☆本日の目次☆
展示会ブース・コンパニオンの種類
ブース前で配るだけのコンパニオン
展示会はコンパニオンが邪魔している?
展示会では売り込むな!
入りづらいブース(写真はイメージ)
前回は、
スピーカーの戦略について書かせて頂いた。
前回のブログはこちら
今回のブログでは、
展示会には必ず存在する
「コンパニオン」について書いていきたい。
《展示会ブース・コンパニオンの種類》
コンパニオンといっても
いろいろな方がいる。
チラシやノベルティーを
配るためのコンパニオン。
MCやナレーターとしてのコンパニオン。
それぞれに役割もあり、
企業様の戦略によって
使用するコンパニオンも
変わってくるであろう。
私がこの国際ロボット展を見学した中で、
正直、機能していない
コンパニオンが存在していたので、
それを紹介したいと思う。
《ブース前で配るだけのコンパニオン》
まず、あなたに質問だ。
御社のブースに
コンパニオンを使うのは何のためだろうか?
前にあげたが、
グッズ配布のためだろうか、
それともMCのためだろうか?
製品説明のためにMCが必要で、
とくに女性の華やかな声を求めているブースは、
そのような形で進めている
企業さまもあるだろう。
問題なのは、
グッズ配布だけのための
コンパニオンである。
配布スタッフの代わりに
華やかなコンパニオンを使ってのグッズ配布。
それで果たして、
集客が上がるだろうか?
また、来場者はそれを求めているだろうか?
この配布するコンパニオンにも
結構な予算が必要になる。
その費用対効果は本当にあるだろうか?
《展示会はコンパニオンが邪魔している?》
あるアンケートがある。
展示会で不満に思うことの
ランキングの一つだ。
ちょっと見て頂きたい。
(以下本文そのままです)
「大量のコンパニオンのお姉ちゃんに道をブロックされる」
大企業様のブースだとありがちなのですが、
通り道をコンパニオンのお姉さま方が
ずらりと並んでおり、
交通渋滞が起こったところで
パンフレットを渡されそうになると
負けた気分になります。
僕達ビジネスマンは
可愛い女性になんて興味がなくて、
どんな商品を売っているのかに
興味があるのです。
パンフレットをもらって
商品の説明をお願いしても、
全然大した情報はくれない癖に
しっかりと名刺を回収しようとしてくるので
タチが悪いです。
いかがだろうか?
渡すだけのコンパニオンは、
求められているどころか、
迷惑になっている傾向があるようだ。
このように
コンパニオンが機能していない
パターンというものが、
本当にあるのかどうかを
今回の展示会で見ていたが、
残念ながら実際にあった。
ある大手企業さまのブース。
ブースの正面入口に
コンパニオンが立って資料を配布。
彼女たちはそれはそれは
一生懸命声をかけながら
資料を配布している。
しかし、大きな通路で
人も沢山流れているのだが、
意外な来場者の行動が目に入る。
彼女たちが声をかけるそのブースの入口から、
どんどん人が遠ざかっていくのだ!
コンパニオンとの関りを避けるかのように、
そのブース入り口には
コンパニオン以外の人が誰もいない。
はっきり言おう。
これでは、
コンパニオンが
入口をふさいでいるのと変わらない。
実際にそこで避けていた来場者は、
コンパニオンのいない
別の入口からそのブースへ入っていった。
要は、そこにコンパニオンがいなければ、
来場者は正面入り口から入っていた、
ということになる。
《展示会では売り込むな!》
前にも書かせて頂いたが、
人は売り込みを嫌う。
興味もないのにパンフレットは必要ないし、
そこにかかわっている時間もないのだ。
もしコンパニオンを使われるなら、
来場者の動線、行動などを先読みし、
売り込みにならないような戦略
を取らなければ、
高い費用が無駄になってしまう。
コンパニオンを考える前に、
今一度戦略を見直して頂きたいと思う。
《本日のまとめ》
ブースの前でただ配るだけのコンパニオンは無駄になる!
展示会はコンパニオンだけでは喜んでもらえない!
展示会で売り込みは嫌われる!
コンパニオン戦略もしっかり考える!
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