強引な名刺獲得で大失敗!時間コストが2倍の罠

☆本日の目次☆

◆名刺獲得をゴールにすると、苦痛に変わる!?

◆展示会で信頼ゼロ。
 他ブースと来場者への迷惑行為とは?

◆将来、展示会がなくなってしまう?

◆価値ゼロの名刺が存在する?

◆無駄な時間とコストを削減する、たった二つの方法

◆本日のまとめ

写真はイメージです


《名刺獲得をゴールにすると、苦痛に変わる!?》

「どうか!お名刺1枚を!」

「お願いします、お願いします!」

と隣のブースまで

しつこく声を掛けている若いスタッフ。


「名刺頂かないと、上司に怒られるんですよ」

となげきながら

来場者を追いかけている。


先日の展示会で見た光景。


いまだにこんな企業さんがあるのか

と驚いた。


まさに意味のない

名刺の獲得方法だ。


何度も書いているが、

展示会の本来の目的は何だろうか?


製品を知ってもらい、

アンケート、名刺を獲得する。


…だが、

誰の名刺でもよい

というわけではない。


この方法で展示会に出展し、

名刺を取得できたとしても


●まわりのブースに迷惑をかける

●先へつながらない

●無駄な時間とコストになる


という残念な結果になってしまう。


今回は、その間違った展示会のブースを

改めて書いていきたいと思う。


これを読んで頂ければ、

少なくとも


●無駄な時間と労力が減る

●まわりのブースにも協力いただける

●今後の目標が立てやすくなる


というメリットが生まれるだろう。


お付き合いいただきたい。


《展示会で信頼ゼロ。
 他ブースと来場者への迷惑行為とは?》

先日、ある展示会で、

1コマブースが集まっているブースを

じっくり見ていた。


すると先ほどの若いスタッフが

声掛けをしているブースがあった。


「○○の紹介です」

「○○のお悩みは無いですか?」

と通る来場者にチラシを配っている。


ここまではよくある光景で、

声掛けなどは問題ないと思う。


ただ、一方的にチラシを配るのは

来場者からすると迷惑な行為だ。


それを求めていない来場者は

チラ見をして通り過ぎていく。


当然の流れと言える。


そして今回のブースの問題は

ここからだ。


「興味ないですか?」

「実はこれ、○○で…」

と若いスタッフは

無理にでも来場者についていき

強引に足を止めようとしているのだ。


ちなみにそこは、

すでに隣のブース。


隣のブースの人は

「なんだこいつ」

という顔をしている。


当然だ。


自社のブースの前まで来られて

話をされると

来場者が次に歩き出すときに

声を掛けにくくなるのである。


ここまでくると

営業妨害もいいところだ。


近隣のブースだって

同じ展示会に出展している仲間である。


仲間になり、情報を共有し、

お互いのメリットになるように

動くことが重要になる。


これについては、

またの機会に書きたい。


《将来、展示会がなくなってしまう?》

さて、しつこく声を掛けられた来場者は

苦笑いだ。


そこで来場者が

「まあ、いいか」

と足を止めて聞こうものなら

そのスタッフは

すぐにクロージングに入る。


「このチラシ、是非お持ちください!」

「では、お名刺一枚をお願いします!」


と強引に名刺獲得に入っていた。


それがずっと続くのである。


そして最後には

冒頭で書いた

「名刺をもらえないと、上司に怒られる」

という捨てゼリフ。


本当に上司が怒っているのかどうかは別として、

まさかのやり取りに驚きが隠せず、

私は残念な気持ちになってしまった。


展示会で、これを各企業がやってしまうと

来場者はものすごく疲れてしまうだろう。


繁華街のキャッチと同じくらいの

ストレスになると思う。


そのような経験

あなたもないだろうか?


目的のある店に向かっているのに

キャッチで話しかけられるほど

面倒なものはない。


展示会でも同じで、

まさにこれは、

来場者の立場に立てていないのである。


結果、来場者が

「展示会は呼び込みが面倒くさいからもういやだ」

という気持ちを持ってしまい

展示会発展の妨げにもなりうる。


今回紹介したような

迷惑ブースのおかげで

展示会の来場者がいなくなる

という可能性だって出てくるかもしれない。


御社としてもそんな状況は避けたいだろうし

私も同じ気持ちである。

写真はイメージです


《価値ゼロの名刺が存在する?》

更にそのブースを見ていると、

スタッフが隣まで追いかけたあと、

来場者から

「いや、俺現場だから関係ないよ」

と断っているにも関わらず、

「とりあえず名刺だけでも!」

と食い下がっている。


もはやだれでもいいから名刺をもらおう

という流れだ。


ではここであなたに

逆算して考えてもらいたい。


たった今、

「とりあえず」で獲得した名刺、

当然アフターフォローとして

挨拶メールなり

ステップメールなりを

送ることになるだろう。


では「現場に出ていて関係ない」

といっていたその来場者から

メールの反応があるだろうか?


そもそも、その来場者は

「現場だから、メールとか見ないし、

おたくのサービスに携わることはない」

と断っているのだ。


当然、その方には

メールがただ流れるだけ。


反応もなしにメールボックスに埋もれ、

自社にとってはもちろん

相手にも時間の無駄を与えてしまい、

印象も悪くなる。


これが将来のない名刺

いわゆる死んでしまう名刺である。


《無駄な時間とコストを削減する、
 たった二つの方法》

結論を言うと、

誰にあなたのサービスを届けるのか?


それにはどういった来場者に

振り向いてもらえばよいのか?


この目標をはっきりさせなければならない。


これが曖昧だと、

今回書いたような状況になり、

お互いに時間の無駄とコストが

生まれるのである。


《本日のまとめ》

●目的のないチラシ配布は来場者が迷惑している
●となりのブースまで追いかけて、まわりに迷惑をかけるな!
●関係性が継続されない名刺はもらうな!
●最初に、見込み客とは何かを考えろ!


今回書いたことは

展示会の基本なので

既に「わかっている」

という方も多いだろう。


ただ、これらの解決方法や

詳しいノウハウなどを

メルマガで配信しているので

是非読んで頂きたい。


展示会は

御社の製品に興味がある方へ

実際に触れてもらえる場、

もしくは、

手にすれば悩みを解決できることを、

教えるために出展するものである。


来場者が

探していたものを見つけた時の喜び、

教えてもらった喜びが

「御社の製品購入」

という素晴らしい結果で返ってくる。


最終的に、

お互いの素晴らしいビジネス接点が生まれ

お互いの事業の発展につながっていく。


そのためには、

今日書いた状況にならないように

展示会出展の事前に

ターゲットを見極め

目標を設定し

声掛け方法などを決めておく必要がある。


メルマガでより詳しく書いているので

是非、購読いただきたい。


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© 2016 戦略的MC&ブースアドバイザー 岩下利朗

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