展示会プレゼン、ブースの素通り続出！
☆本日の目次☆
《コンパニオンがプレゼンを消す》
《プレゼンを知らせる戦略》
《コンパニオンの間違ったポジショニング》
《コンパニオンをマイナスにしない》
《本日のまとめ》
《コンパニオンがプレゼンを消す》
前回に引き続きコンパニオンの話になるが、
お付き合いいただきたい。
今回もコンパニオンが邪魔しているシリーズだが、
展示会で行われるプレゼンテーションの中の話だ。
展示会でつきものなのは、
プレゼンテーション。
ある一定の時間に行われ、
ナレーターコンパニオンが登場したり、
社員さんが登場したり、
さまざまな形で行われる。
そこで気になったのが、
コンパニオンの動きである。
まず、効果がないと感じる一つ。
ナレーターコンパニオンが
ステージに登場し話し始めると、
他のコンパニオンがここぞとばかりに、
「プレゼンテーション始まりました！」
「どうぞ中へ！」
ナレーターにはマイクがあるとはいえ
完全にプレゼンのしゃべり声をかき消している。
展示会会場は活気に溢れているので、
それに負けないように
何が行われているのか
説明の必要があるのだろう。
しかし、
プレゼンテーションの声まで
かき消してしまっては元も子もない。
では他に良い方法はないのだろうか？
《プレゼンを知らせる戦略》
声掛けの目的は
ここで、○○プレゼンテーションを行っている、
ということを知ってもらうことだ。
それが声掛けじゃなければいけない、
というきまりはない。
であれば、ちょっと目線より高めの位置に
「○○のプレゼン中」
と書いてある看板を立てるとよい。
その持っているスタッフが
「こちらです」
と手で誘導すればよいのだ。
これも別に、コンパニオンじゃなければいけない、
というきまりもない。
御社のスタッフでもよいのだ。
下記の写真が例。
見て頂きたい。
（写真はイメージです）
この例の通り
「デモ実演中」
という看板も悪くはないのだが、
何のデモなのか？
ということを
一言で表現できるとなおよいだろう。
あとは、
位置が高すぎる点がマイナスポイントか。
遠目からは目立つが、
これでは来場者がつかれてしまう。
しかし、大きなメリットとして、
必要な人数は一人ですむ。
余計なコストが削減でき、
しかも
「プレゼンやってます！」
という声掛けの労力も減らすことが出来るのだ。
《コンパニオンの間違ったポジショニング》
それからもう一つ。
下の写真を見て頂きたい。
（写真はイメージです）
ブース入り口で、
ナレーターコンパニオンがしゃべっているのだが、
完全にその画像の前に立っているコンパニオンがいる。
ものすごいポジショニングである（笑）
よほど目立ちたいのか、
女性の熾烈な争いだろうか（笑）
それは冗談だが、
この状況、
ナレターコンパニオンの
しゃべりをかき消していることはもちろん、
企業として、プレゼンを見せたいのか、
ノベルティー配りをしたいのか、
どちらがメインなのかわからない。
おそらく両方だと思うが、
正直あまり効果的ではないだろう。
二兎追うものはなんとらや、である。
当然この状況だと、来場者は
プレゼンを正面から聞けないだろう。
もしあなたが来場者だったら、
コンパニオンの前に堂々と仁王立ちし、
目の前のプレゼンを聞けるだろうか？
おそらく難しいだろう。
写真には写っていないのだが、
この左手にも実はコンパニオンがいた。
こうなると、
ちょっと離れた場所からもプレゼンが聞けない。
正直、来場者の逃げ場がないのである。
人は売り込みを嫌う。
この状況では
ブースに入ることに抵抗を感じるし、
当然、正面もしくは近くから
プレゼンは聞いてもらえず、
人を使っている効果は
上がらないだろう。
そして、ブースから何を伝えたいのか、
が明瞭でないのだ。
《コンパニオンをマイナスにしない》
今回伝えたかったのは、
何度も書いていることでもある。
コンパニオンを使うのであれば、
きちんと役割を決める。
そして、
マイナスの動きにならないようにする。
コンパニオンを使わなくても
工夫次第で策はある、
ということを伝えたかった。
効果的なプレゼンテーションを
望むのであれば、
私のミニプレゼンテーション戦略を
知ってほしい。
商談UPの戦略を知る必要がある。
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