成功ブースへ必要なのは、捨てる勇気だった

ブースを派手にしなくても、
展示会で成功させるためのブログ

記憶に残し、結果を残す戦略的MC 岩下利朗

捨てる勇気(イメージ)


展示会を成功するための近道、それは…

『ブースを派手にすることではない!』

ブースを派手にしない戦略はこちら


☆本日の目次☆

ブースの装飾を捨てる勇気
足が止まるブース
ブースのキャッチコピー
ターゲットを絞ったブース


《ブースの装飾を捨てる勇気》

以前のブログでブースに力を入れず、

それよりもキャッチコピーをドカンと載せる方が良い、

という内容を書かせて頂いた。

こちら


今回はもう少しその部分を

具体的に詰めて書かせて頂く。


人は売りたいものがあると、

時間をかけて制作したものを紹介するとなると、

どうしても、

「あれもこれも紹介したい」

という気持ちになる。


特に展示会では、高いお金をかけて、

3日間と言う短い期間の勝負。


なんとか沢山の製品に興味を持ってもらいたい、

という想いになるのは当然と言える。


私も経験があるが、

自分のプレゼンテーションで、

「あの情報も入れたいし、この情報も話の流れ上必要だ」

と、内容が盛りだくさん

になってしまい、

どこをカットするのかという悩みがあった。


実際に足す事よりも捨てるほうが難しい。


そして展示会の中でも、

勇気を持った、

捨てる行動というのが重要になってくるようだ。


今回のブログでは、良い例と反対の例…

特に

捨てる部分が上手く出来ているブースの展示と、

捨てられなかったブースの展示

の紹介をしたいと思う。


今回は写真で見て頂くので、いかに

「捨てる勇気が大事か」

というのがすぐにわかると思う。


少しだけお付き合い頂きたい。


《足が止まるブース》

では早速見ていこう。


まずは下の写真。

(写真はイメージです)


色々な研究をして苦労をされているのがよくわかる。


研究内容のデータや数値、グラフ。


事細かに載せている。


とにかくすべてを載せている、という形だ。


では一つ質問。


あなたはこちらの展示を見るだろうか?


興味があれば足を止めてみるだろうが、

そうでなければほとんど見ることはないと思う。


では、続いての写真。

(写真はイメージです)


いかがだろうか?


同じ質問だが、

このブースを見てみたいと思うだろうか?


先ほどのブースよりも興味はわきやすいのではないか?


このブースはとてもわかりやすいし、

何が言いたいのかが一目瞭然である。


ブースの大小もあるが、

「あの下にはなにか美味いものがあるに違いない!」

という気持ちにならないだろうか?


《ブースのキャッチコピー》

では、解説を加えたい。


まずは1枚目の写真について。


研究内容をデータ化したものが事細かに記載されていた。


「私たちはここまで研究したのです!」

という気持ちが表れて、

製作者の気持ちも伝わってくるが…


これらの情報はパンフレットやリーフレットに載せればいい

のではないか?

と私は思う。


しつこいくらいに書くが、

展示会の来場者は目的があり、

一つ一つのブースをゆっくり見て回る時間はない。


その貴重な時間に

足を止めてみる可能性は低くなってしまう。


この展示に時間やお金をかけるのであれば、

キャッチコピーにかけて頂きたい

ということも何度も書かせて頂いた。


新聞や雑誌などのライターも、

中身よりもリードに力を入れるという。


それと同じで、

伝えたいことは何なのかを明確にしなければならない。


チップ・ハース+ダン・ハース「アイデアのちから」

を御存じだろうか?


この本の中に、

記憶に残るアイデアとは
「単純明快である」

というものがある。


単純明快とは格となる部分を見極め、

本質をむき出しにすることだ、

と書いてあった。


リードの埋没を避け、

簡潔に述べることはとても大切になってくる。


シンプルに

「今回の展示会でこれを見てもらいたい!」

というものが記憶に残りやすい。


2枚目の写真は

それを表すとても良い例だと私は思った。


そして1枚目の写真のブースは、

残念ながら、

何のブースかわからずに

終わってしまう可能性があるということである。


《ターゲットを絞ったブース》

ではもう一枚見てみよう。

(写真はイメージです)

こちらもわかりやすいのではないだろうか?


野菜の写真にこのキャッチコピー。


何を販売する企業なのか一目瞭然

である。


野菜を袋詰めしなければいけない企業は、

必ずと言っていいほど、見て行くのではないか?


こちらの企業様はしっかりとターゲティングが出来ている。


このようにキャッチコピーは

ターゲティングと伝えたい部分を明確化すること

にある。


このキャッチコピー戦略に力を入れれば、

派手なブースにしなくても

御社の魅力は伝えることができる、

と私は信じている。


《本日のまとめ》

①ブースから捨てるものを考える!
②足が止まるブースはシンプルだ!
③データはパンフレットで良い!
④伝えたいターゲットを決める!


以上である。


痛いブースは

捨てることが出来ず、伝わらないのだ!


御社の展示会がさらに飛躍し、

活気あふれるようにお祈りいたします!

東京ビッグサイトなどで行われる展示会で、
集客を上げたいと悩む企業様に、
集客MC・岩下利朗がブースに活気を与えます!
リードの獲得、
ブース動線や当日の戦略など、
展示会集客のアドバイザー


記憶に残し、結果を残す戦略的MC 岩下利朗

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