食品系展示会でブースを賑わせる方法
食品系企業様 展示会担当者向け展示会成功のためのブログ
食品系の展示会で、
「試食から名刺交換につながっていかない」
と思われる企業様に向けての記事です。
<目次>
<試食を先に配るメリット>
<試食からブースに人だかりができるまで>
<ブース奥に人だかりができる理由>
名刺交換へつなげるために、前回は
「試食をするなら説明の後に!」
という記事を書きました。
前回の記事はこちら
今回はその逆です。
試食を先に配るのもOK!という記事です。
では見ていきましょう。
<試食を先に配るメリット>
試食を事前に配ること…
これ、絶対ダメではないのです。
事前に試食を配ることにもメリットはあります。
さあ、それは何でしょうか?
それは足を止める確率が上がる
ということです。
「それはわかるよ!」
「そこから名刺交換につながらないから困ってるんだよ!」
という声が聞こえてきそうですね。
そう、理想の形は
①試食を食べてもらう
②ブースの製品に興味を持ってもらう
③説明を聞いてもらう
④名刺交換へつなげる
でしょう。
この形につなげるには、今挙げた4つのポイントの中で、ちょっとしたことをするだけでOKです。
それを解説していきます。
<試食からブースに人だかりができるまで>
前回同様に仮の企業を設定しました。
出展する仮企業は前回と同じ
「厨房機器開発メーカー」で
「食材への火通りが良い調理器具に特化している」
とします。
①試食を食べてもらう
この時のNG行動は、
・ただ試食を渡すだけになる
です。
試食をしてせっかく足を止めてくれたのですから、その時に声掛けをしましょう。
それが②になります。
②ブースの製品に興味を持ってもらう
「野菜が柔らかくなる寸胴鍋で煮たカレーです」
「固い野菜でも、火通りが良いんですよ~」
と声掛けを実践。
ここで
「ふ~ん」
と立ち去る人は放っておきます。
見込み客ではありません。
大事なのはそこで
「あ、そうなの?」
と興味を持つ人です。
興味を持った人には、さらに説明をしながら
「よろしければ奥に寸胴鍋がありますのでご覧になります?」
「なぜ火が通りやすいのか見ることができますよ」
とブースの奥に誘導します。
ポイントはブースの奥に、この寸胴鍋を置いている事です。
これで来場者をブースに招くことができるのです。
そして③へ進みます。
③説明を聞いてもらう
ここまで来たら具体的な説明を行い、製品を記憶してもらいます。
ここでのポイントは
あまり長々と話をしない
です。
長く話をしても、その場で購入するわけではありません。
また、展示会場を離れると、熱量は冷めていきます。
長く話すメリットはないのです。
逆に「他の見込み客を逃がしてしまう」
というデメリットが生まれます。
特徴とメリットさえ伝われば十分です。
ある程度話すポイントを、事前に決めておきましょう。
④名刺交換へつなげる
ポイントを伝えたら、名刺交換へつなげます。
例えば
「後日、メールで資料をお送りしますよ」
というクロージングです。
ポイントとしては、
名刺を出さなければいけない状況を作ること、ですね。
<ブース奥に人だかりができる理由>
私の実例をお話します。
私は展示会MC駆け出しのころ、この試食を先に配る方法を身に付けました
食品系の展示会は、なかなかMCのトークだけでは人が止まらない…
そこで、なんとか名刺獲得へつなげる為に呼び込みを実践していました。
それが先ほどご紹介した①~②です。
ブースへ誘導したら、その後はスタッフさんにお任せしていました。
そのうちブース奥に人が溜まり、「なんだか賑わっているな」と人が人を呼ぶようになります。
そして名刺獲得数が上がっていったのです。
「ブース奥に賑わいをもたせる」
これは展示会で大きなポイントになります。
まとめると、
・試食で足が止まったらまずは簡単な説明
・興味をもったらブース奥に誘導
・ブースの奥にある製品前で説明
・クロージングを行う
この流れをイメージして、試食から名刺交換へつなげて行きましょう!
御社のスタイルに合わせて、試食前、試食後、どちらでも名刺交換につなげられるようにしておくと、展示会で強いと思いますよ!
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