出展展示会の考え方

☆本日の目次☆(展示会戦略TV・動画あり)

<どの展示会に出展するのか?>

<出展展示会の視点を変えてみる>


動画はこちらです↓

さて前回の動画では、

「展示会の来場者と御社との間に橋を架けましょう」

というお話をしました。


今回は、具体的は橋の架け方について、語らせて頂いております!

写真:展示会営業コンサルタント清永健一さんと


<どの展示会に出展するのか?>


展示会が始まった段階では、御社と来場者は、それぞれ離れた島にある状態。


そこから展示会を通じて、

御社に興味がある来場者とつながりましょう、というお話をしました。


では、その展示会に、御社に興味がありそうな企業さん、来場するでしょうか?


ここがとても大事な部分です。


魚がいないところに餌を撒いても、魚は寄ってこない、と同じで、御社に興味がありそうな企業、もしくは担当者が来ないことには、次へのつながりは皆無といってもいいでしょう。


「毎年出ているからね」

と事前に調査もせずに出展している企業さん、意外にも多いんです。


出展前には、「どの展示会にでるか?」というリサーチは必要です。

展示会の主催者のWEBページに、前年動向や、来場者数が出ていますが、それをチェックしているでしょうか?


どんな業種の企業、担当者が来場するのか?

そのチェックは最低限やらなければなりません。


それをチェックして、自社製品に興味がありそうな企業が来場する可能性の高い、展示会に絞っていきましょう。


もちろん、データだけをあてにしてはいけません。


実際に類似している展示会へ足を運ぶことも重要です。


その類似した展示会では、競合、類似企業の出展の状況や、そのブースに入っている来場者の傾向をチェックしましょう。

●来場者は何に興味を持っているのか?
→御社の展示品のヒントになる


●そのブースはどういった内容で集客しているか?
ブース施工やプレゼンのヒントになる


こういったリサーチだけでも、展示会出展に向けて大きく意識が変わります。


やはり「行動がすべて」ですね!


と、ここまでは、考えている企業さんは、実際にいらっしゃるでしょう。

「んなこたあ~わかってんだよ!」

という意見が聞こえてきそうですね(笑)


しかしこれだけでは不十分なんです。

「この展示会だったらマッチするぞ!」

「濃い見込み客とつながりそうだ!」

と安心してはいけない!


<出展展示会の視点を変えてみる>

ちょっと例を出しましょう。


例えば、御社がコーヒーメーカーの企業だとします。


そうすると、どんな展示会に出展を考えますか?


やはりカフェ系、コーヒー系の展示会…

先ほどまでの話しからすると、その流れですよね?


でも、御社と同じことを考える企業…当然多く存在します。


もちろん、そこに出展して、しっかりと他社との違いを明確に打ち出せているのであれば、OKでしょう。


しかし、OKだとしても、そこで目立たせるのは至難の業ですし、相当なパワーが必要です。


ではどうしましょうか?


もっと、もっと差別化をするには…

あえて「ティー系」の展示会に出てみる、という一つ視点をずらすことが重要です。


紅茶やお茶関連出展者が多い中、なぜかそこにコーヒーメーカーがある。


「おお、コーヒー?」

と、それだけで御社の製品は目立ちます。

ティーばかりを見ていた来場者は、ティーに慣れてきているので、コーヒーを押し出している、御社の製品に注目する確率が上がります。


「そういえばさあ~うちのコーヒー担当、コーヒーメーカーの新製品ないか?って気にしてたよな?」という可能性も出てくるわけですね。


また「ティーはA社、B社がいいけど、それに合わせるコーヒーメーカーはこれでいけるかも」ということもありえます。


「道は1つだけではない!」のです!


コーヒーのお話ではありませんが、このブログを書くにあたり、参考にさせて頂いた内容がありますのでご紹介しますね。

我々、展示会戦略チームの仲間で、展示会営業コンサルタントの清永健一さんが、ブログで紹介されていますので、こちらを読むととても参考になります。

また、清永さんはこのような、展示会戦略の本も出版されているので、ぜひ読んでみてください。


特に「初出展予定だ」とか、「毎回、上手くいかない、成果が出ない」という企業さんにはとても良いと思います!

展示会のヒント、満載!

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