愛あるMCは企業を救う
☆本日の目次☆
◆素通りされてしまう展示会MC
◆展示会来場者の目的を知る
◆展示会で、男臭いMCはウケる?
◆展示会当たり前コンセプトを見直す
◆戦略的MCのコンセプト
さあて、前回からの続き!
前回の内容、覚えていらっしゃいます?
前回はSURTECHの10分プレゼンテーションについてでしたね!
「こんな戦略だから上手くいったよ~」
という内容でございました~
前回はこれ!↓
主なポイントを箇条書きで書いてましたよね。
●原稿を読むだけではない
●クライアントを徹底取材、理念など共有
●ブースデザインとMC内容の連動
●プレゼンにエンタメ要素を入れた
●ターゲット層が気になる内容を随所に入れたプレゼン
●雇われ感のないMCスタイル
●プレゼン後のアクションを作っていた
今回はこれらを紐解いていきましょうっ~
まず一つ目(*'▽')
●原稿を読むだけではない
この内容の結び目を解いていきます。
◆素通りされてしまう展示会MC
ではまず、あなたに質問です!
展示会のMCって、どんなイメージですか?
こんな感じじゃないですかね?↓
こんなのは↓あまりいませんよね?(笑)
(これはデビュー当時です)
上の綺麗なおねえさま、いいですよね~
展示会の醍醐味ですね(^^)
ただ、こちらのきれいなおねえさまのMC。
よく見かける光景ですよね。ザ、展示会って感じです。
経緯はこのような形でしょう。
・事務所から派遣されたナレーター
・クライアントor企画側から原稿を読み上げ
もちろん、アドリブで話す方もいらっしゃいますが
大体はこの形が多いです。
もちろん、製品について勉強してきていて、簡単に説明できるくらいに知識はあります。
しかし一つ弱点が…
それは
・企業サイドに立っているか?
・来場者に寄り添えているか?
といわれたら、「そうじゃないよな~」と感じますよね?
どうしても
「企業から雇われた人」
というイメージがある。
彼女たちに悪気は無いんです。
実際、ナレーターコンパニオンという仕事の一つとしてやっているのですから。
喋りも抜群にうまいし、声も綺麗。
そして容姿も綺麗!(^^)!
そんな綺麗なおねえさま方が、にこやかに美しく華やかに製品を語る。
それが仕事です!
でもですよ…
無情にも素通りする来場者…というのがほとんど。
「誰も聞いてねえ!あたしの喋り、意味あんのか~っ?」と、
おねえさま方の心の声が聞こえてきそうじゃないですか?
彼女たちも私と同業者。
聞いてもらえないなか喋るのって一番つらい( ;∀;)
そのつらさはわかります…(涙)
◆展示会来場者の目的を知る
話がそれたんで戻します。
そもそも展示会の来場者は、何が目的でしょうか?
「なんか新しいの出てるかな?」
「これからこの業界、どうなっていくのかな?」
と、大半は情報収集です。
綺麗なお姉さんの綺麗な声を聞きに来ているわけではない。
また、来場者はその光景をたくさん見てきています。
「来場者はその光景に飽きている」
というのが現状です。
だから素通りされる可能性が高いのです。
◆展示会で、男臭いMCはウケる?
もちろん、企業イメージというものがありますから、
瀟洒なブランドイメージを上げる
という意味ではありでしょう。
でも…(ここからは勝手な私見)例えば、機械とか設備とかって、わりと男くさい部分…ありませんか?
その部分、もうちょっと熱くアピールしてもいいと思うんですよ。
大げさな表現ですが
「おい、あんた!これ使えば最高の仕事できんぜ~!」
って語る人がいてもいいと思いませんか?
その雰囲気を出すには、やはりナレーターコンパニオンじゃないな、と思うわけです。
僕は初めて展示会に行った時から、なんでこればっかりなんだろう?と思っていました。
「バナナのたたき売りおやじ」がいてもいいじゃないの?
と不思議に思ったものです。
◆展示会当たり前コンセプトを見直す
先ほど、展示会でよく見る光景のMCに対して「企業サイドに立っているか?」に?がつくということ書きました。
それはイコール
「どこか他人事のように感じる」
「仕事で雇われてやっている」
が見えてしまっていると思うのです。
それをみんながみんなやっている。
だから新鮮味もなく聞いてもらえない。
そして「ふ~ん」とか「売り込みかよ」
で終わっちゃうのじゃないかなと思うんですね。
よほどの大手企業でデモンストレーションがドカッ~ン!と行われていない限り、ナレーターコンパニオンで人だかりができているブースってあまり見ないですね、はい。
何度も言いますが、女性ナレーターが悪いのではなくその当たり前になっている「コンセプト自体」が問題だ、と言いたいんです。
この展示会の「当たり前コンセプト」について見直す必要があると思うわけです。
なので、少し方向性を変えてみてはどうでしょうか?
例えば、男性営業マンにプレゼントークを練習してもらい展示会のブースで熱く語るとか。
「おい、新しい機能が入ったけどこれどんなやつなの?」
「ああ、それね。それは…」と
同僚同士の会話のように製品を説明してみるとか。
御社のスタイルなどをふまえ、展示会のコンセプトに合いそうな、いつもと違う「いたずらごころのある」オリジナルの内容を企画してみるのです。
それだけでも、来場者の反応が変わります。
これは僕の尊敬するパートナー企業の企画プランナーさんがブログを書いているので、それを見ていただきたいですっ!
こちら↓
◆戦略的MCのコンセプト
では最後に、僕の基本コンセプトを書いておきます。
僕は、事前の打ち合わせに参加し、打ち合わせでニーズを伺ってそれからその企業さんの強みなどをあぶりだすスタイルを取ってます。
シナリオやスライドもすべて自分で製作。
しっかりとその企業に寄り添います。
ちょっと下の映像を見て頂けますか?
この映像、雇われナレーター感はゼロで、「企業側にいる人」という雰囲気がないですか?
こちらのクライアントさんはもう3回目なので、強みなどもある程度把握しています。
とはいえ、最初は打ち合わせに行って試行錯誤しました。
だから想いがあるわけで、上記の映像は「ちょっと弁のたつ営業マン」
わかりやすく、こんなコンセプトにしていました。
SURTECHではまた別のコンセプトで登壇していて、他のブースとも差別化ができていたことも成功理由といえるでしょう。
これは箇条書きに書いた、
●「読んでるな」「雇われだな」というMC感がゼロ。
という部分にあたります。
僕自身も、マイク持って語るからには、企業さんの「想い」というものを乗せたいなと考えるわけなんです。
この気持ちがあるMCとそうじゃないMC、どちらに御社の製品やサービスを語ってほしいでしょうか?
当然…気持ちがあるほうですよね!
その気持ちが、先日のMCに乗っかていたわけです!
苦労もしたし、時間もかけたし、こちらとしても「想い」は強かった!
そして、終わった時のビールも美味かった(笑)
この写真はもういいか(笑)
これって苦労した分、その企業さんに対しての愛情も深いんですよね!
だから「愛あるMC」を提供していた!ということですわ(^^)
そんなこんなで、MCが企業に寄り添う重要性というのを今回書いてみました。
では次回は企画プランナーとコラボしたことについて、全部は出せないけど(笑)、少しだけ紐解いていこうかと思いますっ!
次回をお楽しみに~(*'▽')
※現在私は、「展示会戦略チーム」
のMCとして活動しており
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濃いですが(笑)最高、最強チームです!↓
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